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遺品の中から直筆の遺言書がでてきたら

遺品の中から直筆の遺言書がでてきたら。その場合の相続手続きは?

遺品の中から遺言書がでてきたら?!

[前提事例]
 被相続人は相談者から見て叔母にあたる方で、亡くなった時には配偶者もおらず子供もいなかった。そして、両親も既に他界していたことから、被相続人の兄(既に死亡)の甥・姪の二人が代襲相続人となった。この姪は、近所の叔母の家(横浜市泉区)によく出かけていて面倒を見ていたので、叔母の葬儀等の手配も全て一人が取りまとめて行った。葬儀が終わり、一旦落ち着いたところで叔母の遺品を整理していたところ、2階の寝室にある棚の中から封をしてある遺言書と書かれていたものが見つかった。
 このような状況の中、遺言書をどのように処理していいのかわからずインターネットで調べてみると、遺品の中から遺言書を見つけた場合はたとえ親族や相続人であっても勝手に開封してはならず、開封したものには過料の制裁を与える旨の内容を見つけ、怖くなって当事務所まで相談に来られた。

遺品の中から見つけた遺言書は、たとえ親族でも何故開封してはいけないのか。

 結論から申し上げると、勝手に遺言書を開封してはいけません。もしも勝手に遺言書を開封してしまった場合にはどのようになってしまうのでしょうか。法律には下記のような定めがあります。

[民法第1005条(過料)]
 前条の規定により遺言書を提出することを怠り、その検認を経ないで遺言を執行し、又は家庭裁判所以外においてその開封をした者は、五万円以下の過料に処する。

前条というのは民法第1004条のことですが、そこには遺言書の検認手続きについて書かれています。つまりどういうことかと言うと、家庭裁判所の検認手続きを経ることなく勝手に開封してしまった者には、5万円以下の過料(お金)を払わなければいけないということになります。
 しかし、実際にこの条文を知らずに開封してしまう人は沢山いますし、本当に過料の処罰を受けたということは聞いたことありません。それに、遺言書を勝手に開封してしまったからといってその遺言自体が無効になるということはありませんので安心してください。

当事務所がご提案した内容&結果どうなったのか

 遺言書(公正証書遺言を除く)を見つけた場合に、家庭裁判所の検認手続きをしなければいけないということは前述したとおりです。今回のご相談者様もこのことを知っておられましたので、適切な方法をとっていきましょう(家庭裁判所の検認手続きを経て遺言内容を執行していく)とご案内させていただきました。当事務所の方で、家庭裁判所に対して遺言書の検認手続きを代行し、遺言書の検認日にはご相談者の方以外に、お兄様もいらっしゃっていましたので、相続人全員(今回は代襲相続人である甥と姪)が開封に立ち会うことになりました。
 遺言の中身はというと、「私の全財産を姪である〇〇〇〇子に相続させる。遺言執行者として〇〇〇〇〇子を指定する。」と書かれていました。甥には相続財産は一切いかないことになりますが、このことは甥の方もわかっていたようで(自分は叔母の面倒を見ていなかったので妹に相続財産が全ていってもかまわないと考えていたそうです)、全く遺留分の問題に発展することもなさそうでした。この時、遺言執行は姪の方が指定されていましたが、自分で遺言執行をすることに不安を感じていたので、当事務所が遺言執行者である姪の方から、委任を受け遺言の内容通りの相続手続きを執行していくことになりました。
 当事務所が代理人となりその遺言書を使って、預貯金の相続手続きから法務局に対する相続手続きまでを無事に完了させることができました。家庭裁判所は、普通の人には全く馴染みのない場所です。行くことだけでもかなりの抵抗を感じてしまうかもしれません。遺言書が見つかった場合、無理に自分でどうにかしようとせず最初から司法書士や行政書士といった専門家へ相談した方がスムーズに相続手続きを進めることができるはずですので、わからないことがあればまずは専門家に相談してみたらいかがでしょうか。

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当サイト内の相続・遺言コンテンツまとめ

【相続の流れ①~⑧】
おおまかな相続手続きの流れを知ろう!
遺言書の探し方・遺言検索システムの方法を紹介。
相続人の調査方法は戸籍集めでやります。
肝心な相続財産の調査で遺産を把握しよう!
調査したら相続放棄か遺産分割かを決めましょう。
遺産分割協議書の作り方や遺産の書き方を学ぶ。
分割協議書を使って預貯金の相続手続きをしよう。
最後の難所「法務局で不動産の名義変更」

【相続(基本編)】
死亡以外でも相続が開始することがある?
相続に困ったときの公的な相談先一覧
養子は実子と同じように相続できる?
認知を受けた非嫡出子と嫡出子の相続分の違い
内縁の配偶者は相続人になる?
行方不明の相続人がいて困っている
相続させたくない相続人の相続権を奪う方法
生命保険金は相続財産になる?
死亡退職金は相続財産になる?
子供名義での銀行預金は相続財産になる?
死亡・相続開始後すぐに行う手続きは
亡くなった人の水道光熱費や病院代の清算
葬儀代(葬式費用)の支払いは誰がする?
遺言書があっても遺産分割協議できるか
親の介護をしたら多く相続財産をもらえる?
相続財産が不動産だけの場合の遺産分割方法
相続税は誰が申告するの?
相続税はいつまでに申告するの?
相続税はいつまでに納付すればいいのか
相続税は分割払いできる?
相続税は現金以外でも払える?
準確定申告って?
相続税申告に必要な残高証明書とは
相続税の3つの控除を知りたい
相続時精算課税制度ってどんなもの?
遺産分割が成立しないと相続税申告できないの?
胎児も相続人になれるの?
相続人の範囲と法定相続分は?
遠い本籍地の戸籍謄本の取り方を知りたい
権利証が見つからなくても相続登記できる?
遺産分割をしないで放置したらどうなる?
負道産を相続してしまったら
遺品整理業者へ頼むメリットは?
農地を相続したら
相続不動産を売る際に発生する税金って?
みなし取得費と譲渡所得税を知る
除籍謄本って何?
改製原戸籍って?
疎遠な相続人と遺産分割する注意点
法定後見と任意後見の違いは?
成年後見制度について知りたい
期限付きの相続手続きってあるの?
遺産分割証明書とは?
法定相続情報証明制度って何?
法定相続情報一覧図の申請方法は
法定相続情報一覧図と相続関係説明図の違いは?
高齢者消除とは
同時に相続人が死んだらどうなる?
相続税額の2割加算とは
相次相続控除って?

【相続(応用編)】
相続専門家について
未成年者がいる場合の遺産分割①
未成年者がいる場合の遺産分割②
認知症の方がいる場合の遺産分割
相続債務の調べ方
横浜地方法務局・不動産管轄一覧
相続税の課税対象となる「みなし相続財産」
特別受益とは
揉めない遺産分割の方法
寄与分とは
出生から死亡までの戸籍の集め方
調停・審判による相続財産の名義変更
遺言書による相続財産の名義変更
相続による株式・国債の名義変更
死亡届の提出は相続開始のスタートライン
代襲相続とは(世代をまたぐ相続)
小規模宅地の特例とは
相続放棄をすることの危うさ
相続手続きに必要な戸籍取得の難しさ
相続財産とは、そもそも何か
銀行等での相続手続きに必要になる書類
​≫海外在住の相続人がいる場合の遺産分割
相続財産の中に株式や国債があった場合の相続手続き
遺産分割協議をする前に知っておきたいポイントとは
相続した遺産の分け方と、その流れ
遺贈を受けると相続分が減ってしまう?
香典や弔慰金は相続財産?
不動産の相続による名義変更の期限
相続放棄手続きの流れ
相続人になれなくなってしまう行為
相続分の譲渡とは
​≫相続放棄と相続不動産の管理責任
戸籍をたどることが出来なくなる場合
相続不動産は売却してしまった方が良い場合も
相続不動産を売却する場合に必要となること
遺産分割協議の前に相続財産を確定する重要性
相続登記に必要な住民票の除票が取得できない?
相続人の1人からの預金の解約
空き家の譲渡所得税3000万円の特別控除
空き家を放置するデメリット
相続した空き家問題
​≫なぜ空き家が売れずに負動産になるのか
定期借地権付きの建物(空き家)を相続したら

自宅と一緒に売れない土地を相続したら
遺言の内容を財産を受け取らない相続人に伝えるべきか
遺産相続と会社の解散・清算

【解決事例】
後妻との子供だけに遺言で財産を残す方法
銀行やゆうちょ銀行の口座が凍結されてしまった
未成年者がいる場合の遺産分割協議
父と母が順に死亡した場合の相続登記
3ヶ月経過した相続放棄を受理させる
特定の相続人に相続財産をあげないためにしたこと
権利証がない場合の相続登記について
絶縁状態だった父親の財産の相続
住所で不動産を特定した遺言書による相続登記
空き家の処分を換価分割を使って解決
認知症の方がいる場合の遺産分割方法
相続登記を放置していた代償
残された家族が揉めてしまう遺言
遺産、相続財産の調査の方法(預貯金のケース)
あるはずの遺言が見つからない
不動産の売買契約後に所有者が死亡した
昔書いた遺言書を公正証書遺言で書き直したい
凍結された死者名義の定期預金の口座を解約したい
遺品の中から直筆の遺言書がでてきたら
遺言執行者・遺言保管者に専門家を指定して解決
節税対策の相続放棄
会ったこともない相続人との遺産分割協議
相続税申告期限が間近の遺産分割協議
公正証書遺言による不動産の名義変更
認知症の母親に相続させずに遺産分割したい
面倒な相続手続きはやりたくない

遺言の内容を知らせずに相続手続きを進めたい
相続した定期借地権付の建物を売却処分
相続した売れない土地を相続放棄せずに解決
相続で共有になった土地の持分売買

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よしだ法務グループ代表紹介

代表者のご紹介

 司法書士・行政書士 吉田隼哉

神奈川県司法書士会所属
神奈川県行政書士会所属

「開業当初より相続分野に積極的に取り組んでおります。遺産承継業務や遺言執行といった財産管理を得意としております。相続のことならお任せください!」
・司法書士よしだ法務事務所代表
・行政書士法人よしだ法務事務所代表
・NPO法人よこはま相続センターみつば元代表理事
【保有国家資格】
司法書士、簡易訴訟代理権認定、行政書士、ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引主任者、他多数
 

当オフィスを画像でご紹介

横浜オフィスのご紹介

事務員に話が聞こえることがない完全な個室でご相談お受けします。

東京オフィスのご紹介

JR上野駅そば。コンクリ打ちっぱなしのオシャレなビルが目印です。

当オフィスのメンバーご紹介

オフィス代表・スタッフなど

  東京オフィス代表 松浦祐大

東京オフィス代表のプロフィール

      事務担当 飯田

      接客担当 田沢

ここに掲載しきれなかった他のスタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております!

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神奈川エリア

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東京エリア

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